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『難民』翻訳出版記念シンポジウム(オンライン参加)

10月04日(水)

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zoomミーティング

著名な難民研究者アレクサンダー・ベッツ・オックスフォード大学教授と、開発経済学の権威であるポール・コリア同大学教授の共同著作『難民:行き詰まる国際難民制度を超えて』(明石書店2023年8月)(原題Refuge: Transforming a Broken Refugee System, Oxford University Press, 2017)の翻訳出版記念シンポジウムを開催します。

本イベントは受付は終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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『難民』翻訳出版記念シンポジウム(オンライン参加)
『難民』翻訳出版記念シンポジウム(オンライン参加)

日時・場所

2023年10月04日 18:00 – 20:15 JST

zoomミーティング

イベントについて

プログラム

【第1部】18:00〜18:30

開会の辞 滝澤三郎(東洋英和女学院大学名誉教授)

来賓挨拶 田中明彦(JICA理事長)

     松原一樹(外務省緊急人道支援課長)

【第2部】18:30〜19:30

基調講演 アレクサンダー・ベッツ(同上、通訳あり)

討  論 岡部みどり(上智大学教授)

     佐藤安信(元東京大学教授)

     杉木明子(慶應義塾大学教授)

     山田満(早稲田大学教授)

【第3部】19:30〜20:15

パネル アレクサンダー・ベッツ(同上、通訳あり)

    宮下大夢(名城大学准教授)

    松井春樹(弁護士)

    参加者

著名な国際政治・難民研究者アレクサンダー・ベッツと、開発経済学の権威であるポール・コリア(いずれもオックスフォード大学教授)によるRefugeの翻訳本『難民:行き詰まる国際難民制度を越えて』(明石書店)の出版記念シンポジウムです。

70年以上前に作られた国際法(難民条約)に基づいた難民保護がほころびを見せ、難民締め出しが世界各地で進んでいる中で、教育と就労に基づいた経済的なアプローチによって局面を打開しようというのが本書の主張で、それは日本の援助の哲学と実践に近いものであり、かつ国連の難民グローバルコンパクトの示す方向性でもあります。難民問題というと国際法〈難民法〉研究者の発言が目立ちますが、本書は政治学者と経済学者が手を組んで解決見向けた新しい方向性を提示しています。

ベッツ氏にはオンラインで世界と日本の難民政策に関する基調講演をしてもらいます。ベッツ氏が高く評価しているJICA(国際協力機構)の難民支援については、田中明彦理事長から紹介があります。松原一樹課長からは、大きなインパクトがあるにも関わらずあまり知られていない、難民や国内避難民のための日本の資金協力についてお話しいただきます。それに続き、専門家4名によるコメント、さらに翻訳を担った若手有志数名が未来に向けた思いを語ります。

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